食品部では、国民の食の安全に貢献するため、食品中の残留農薬、残留動物用医薬品、放射性物質、ダイオキシン類、天然有害毒、重金属等の分析法の開発、及びそれに関連した食品の安全性に関する研究を行っています。開発された分析法は公定試験法として告示あるいは通知され、検疫所、地方衛生研究所や分析機関等で利用されています。
また、市場に流通している食品を購入し作成したトータルダイエット試料から、放射性物質や重金属等、環境汚染物質の摂取量調査に関する研究や、食品中の汚染物質含量の実態調査に関する研究も行っています。得られた結果は厚生労働省や内閣府食品安全委員会等の食品安全確保の施策の資料として活用されています。
|