国立医薬品食品衛生研究所

Last Updated:2026.4.1

研究内容

新開発食品(いわゆる健康食品、細胞培養食品、昆虫食など)はその名のとおり、近年、市場に出回り始めている食品であり、昔から私たちが摂取している食品とは異なり、食経験が十分にありません。そのため、安全性の確保が重要な課題です。その一方で、食料自給の持続性や環境問題、さらには高齢化社会における健康寿命の延伸のために、新開発食品を今まで以上に活用していく必要性があります。そのため、新開発食品が市場に出回るまでには様々な試験や安全性評価が行われております。しかしながら、一部の食品においては、安全性管理が十分でなかったり、過剰摂取により健康影響が出てしまう可能性も否定できません。
  安全情報部第四室では、①国内外の行政機関から発出されたいわゆる健康食品に関連する健康被害情報や症例報告を収集し、その傾向を解析する、②厚生労働省と連携し、いわゆる健康食品の摂取が原因と思われる健康被害の傾向分析を行う、③消費者に分かりやすく、かつ活用されやすい情報提供法を検討する、といった研究を介して、健康被害の未然防止に資する取り組みを行っています。

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