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食品添加物の指定及び使用基準の改正などに必要な要請資料に関して、要請者からの事前相談に応じるセンターです。                         

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2024-9-20更新

【指定等相談の流れ】About us



 
【ステージゲート方式について】
FADCCでは、ステージゲート方式及びチェックシートの活用により、要請及び相談内容、概要書案の作成のプロセスを管理し、要請者の方と、要請資料(要請書、概要書、引用文献等)完成までの見通し等について、より明確なイメージを相互に共有しながら作業を共に進めたいと考えています。
ここには、食品添加物の指定等の要請に対する相談の流れの概略を示しています。準備ができ次第、参照資料を引き続き追加していく予定です。

  (※画像をクリックすると拡大します。)



【ステージゲート方式による概要書案作成に関する相談の流れについて】
FADCCによる相談では、要請者自身及びFADCCが概要書案の作成の準備状況を確認する方法としてステージゲート方式を採用しています。ステージゲート方式では、概要書案作成の準備から完成までを複数のステージに分割し、それぞれのステージの区切りにゲートを設置し、準備状況を確認します。一定の要件を満たしたらゲートを通過して、次のステージに移行することになり、最終的に全てのゲートを通過することで、概要書案が完成するようになっています。 ステージ1および2で要請者において作成し、提出いただくチェックシートは、段階に応じた準備状況をセルフチェックしていただくツールであると共に、FADCCが要請者の準備状況を客観的に把握し、概要書の整備作業を円滑に進めるためのものです。
なお、ステージゲートシステムの利用や、チェックシートの提出は、食品衛生法あるいは食品安全基本法にかかる法制上の手続きではありません。
   
≪事前調査≫
◎ステージ0
【相談内容の整理・相談申込書の作成】

FADCCへの相談をご希望の場合は、相談申込書に必要事項をご記入の上、当センターへemailでお送りください。当センターで承る相談内容の例については、Q&Aをご参照ください。
FADCCの相談業務にあたる場合は、ゲート0通過となり、FADCCからチェックシート1※1の作成をご案内し、ステージ1に進んでいただきます。
なお、提出された相談申込書の記述では、FADCCの業務範囲に当たるかが明らかでない場合、追加の情報提供をお願いすることがあります。
 
ゲート0
【相談申込書の確認】

FADCCは、頂いた相談申込書を拝見し、内容に応じて、下記の①②いずれかをご案内します。

① FADCCの相談業務にあたる場合
 ゲート0通過となります。FADCCからチェックシート1※1の作成
 をご案内し、要請者はステージ1に進んでいただきます。

② ①以外の相談案件
 保健所や検疫所等に相談いただくようご案内します。

    ※1:チェックシートは、「一般の添加物」、「栄養関連添加物」、「酵素」及び
      「香料」の種類に分かれています。要請する物質の種類によって、記載すべき
      項目が少し異なっており、それぞれに専用の書式があります。

 
◎ステージ1(要請の準備)
【指定等要請したい物質についての必要な情報の準備】

ステージ1では、概要書案作成に向けて、FADCCよりご案内するチェックシート1を用いて要請者自身で問題点を整理してもらうことから始めていただきます。手引・指針等を参考に情報の準備状況をセルフチェックしながら、チェックシート1の必要な項目全てに記入し、FADCCにemailでお送りください。

ゲート1
【要請の概要と要請意向の確認(チェックシート1の確認)】

チェックシート1の内容に基づき、面談のご案内を差し上げます。
面談では要請の概要をお伺いし、概要書案作成に向けたアドバイスを行います。
なお、面談は日本語で行います。

ステージ1での準備状況が十分と判断できるとき、ゲート1通過となります。FADCCからチェックシート2の作成をご案内し、ステージ2に進んでいただきます。

なお、特に整備が必要な点が認められるときには、ステージ2へ進んでいただくのではなく、ステージ1において再度の要請の準備の見直しをご案内することがあります。とりわけ安全性の情報がそろわない場合は、先に進むことは望めません。

 
◎ステージ2
【文献の準備】

要請する物質について、チェックシート2を用い、概要書案の各項目に対応した文献の概要を記載することで文献の準備状況についてセルフチェックを行ってください。
チェックシート2の全ての項目が記入済みとなりましたら、FADCCにemailでお送りください。

ゲート2
【要請に必要な文献の準備状況を確認(チェックシート2の確認)】

チェックシート2の内容に基づき、面談のご案内を差し上げます。
面談では概要書案作成に向けたアドバイスを行います。
なお、面談は日本語で行います。

このステージでの文献の準備状況が十分と判断できるとき、ゲート2通過となります。FADCCから概要書案の作成を始めていただくようご案内し、ステージ3に進んでいただきます。

なお、特に整備が必要な点が認められるときには、ステージ3へ進んでいただくのではなく、ステージ2において再度の要請の準備の見直しをご案内することがあります。

◎ステージ3
【概要書案の準備】

要請者自身において、概要書案を作成します。作成に当たっては、FADCCからご案内する概要書テンプレート(本ページ下部参照)を使用して、手引・指針・注解等を参考に文献を引用しながら記述ください。概要書案を作成されましたら、引用文献とともにFADCCにemail等でお送りください。

ゲート3
【概要書案の必須要件の確認】

FADCCは、概要書案が手引・指針に沿った構成になっているか、記述に対応した引用文献が添付されているかを確認します。概要書案の構成が適切であり、対応する引用文献が添付されているならば、ゲート3通過となります。
FADCCから概要書案の受理のご連絡を差し上げ、要請者は相談(ステージ4)へお進みいただきます。
なお、概要書案の構成に不備がある場合は、ステージ4へ進んでいただくのではなく、指摘事項をお伝えしますので、ステージ3において指摘事項等への対応を検討し、概要書案等の修正を行い、再度FADCCへ確認依頼をしていただきます。

≪相談≫
◎ステージ4
【概要書案の内容相談、FADCCからの指摘に応じた修正】

ここからがFADCCでの相談開始になります。FADCCでは、受理した概要書案について内容を詳細に確認し、指摘事項や修正点をコメントとして要請者へお返しします。要請者は指摘事項等への対応を検討し、概要書案の修正を行い、再度FADCCへ確認依頼をしていただきます。
上記の作業は内容に不備無し(概要書案が内閣総理大臣に提出可能な状態)となるまで繰り返されます。
なお、消費者庁において、成分規格を適切に設定し、成分規格に係る試験が実施されます。適切な時期に、消費者庁から要請者へ当該製品試料の提供をお願いする連絡があります。

ゲート4
【指摘事項への対応完了の確認】

FADCCからの指摘点がなくなりましたら、ゲート4通過となります。消費者庁へ概要書を含む要請資料一式をご提出いただくよう、FADCCから要請者へご案内を差し上げます。
FADCCでの相談終了となります。

 
【ステージゲート関連資料】
【チェックシート】
ステージ1、2におけるチェックシートを下記から確認できます。FADCCより要請品に該当するチェックシートをご案内いたします。

ステージ1/ゲート1
 ・チェックシート1(一般の添加物)  記載例
 ・チェックシート1(香料)      記載例
 ・チェックシート1(酵素)      記載例
 ・チェックシート1(栄養関連添加物) 記載例

ステージ2/ゲート2
 ・チェックシート2(一般の添加物)
 ・チェックシート2(一般の添加物 加工助剤)
 ・チェックシート2(一般の添加物 母乳代替)
 ・チェックシート2(香料)
 ・チェックシート2(酵素)
 ・チェックシート2(栄養関連添加物)

【試験報告書への記載事項】
各試験報告書での記載事項をご案内いたします。
 ・「純度試験等に用いる試験法の検証」の試験報告書への記載事項
 ・「試験成績」報告書への記載事項
 ・「食品中の食品添加物の分析法の検証」の試験報告書への記載事項
 ・「酵素活性測定法の検証」の試験報告書への記載事項

【概要書テンプレート】
ステージ3で概要書案を作成される際は、FADCCより要請品に該当するテンプレートをご案内いたします。
 ・一般の添加物
 ・香料
 ・酵素
 ・栄養関連添加物
        

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