研究内容

第1室

第一室では食品に含まれる添加物・香料や非意図的生成物をはじめとする化学物質の毒性評価及び毒性機序研究を行っています。また、3Rsに資する複数のエンドポイントの同時評価を可能とする包括的試験法の構築や質量分析イメージングを用いた毒性病理学研究にも取り組んでいます。

第2室

第二室では種々の化学物質の発がん性を短期間で評価するための、新規試験法の開発に取り組んでいます。また、腎及び甲状腺機能障害などの臓器特異的な毒性・発がん性について、病理組織学的・分子生物学的手法によるメカニズム解析並びにバイオマーカー探索を実施しています。

第3室

第三室ではナノ銀などの新規素材による、被験物質のサイズ・形状などの違いにもとづく毒性発現の相違及びその機序の検討、並びに、免疫毒性の病理組織学的検討などを行っています。また、病理標本を用いた各種毒性の検出法及びDNA損傷修復因子の意義に関する研究にも取り組んでいます。