重症薬疹の発症に関連する因子の解析研究
重症薬疹発症と相関するHLA型及び遺伝子多型に関する研究論文
カルバマゼピン
抗てんかん薬
Serious carbamazepine-induced hypersensitivity reactions associated with the HSP70 gene cluster. Alfirevic A et al., Pharmacogenet. Genomics, 16, 287-296 (2006)
人種
方法
カルバマゼピンによる皮膚過敏症発症患者61名、コントロール患者（カルバマゼピン投与による過敏症の兆候なし）44名、及び健常人172名を対象に、MHC-class III領域のHSP70遺伝子座をシーケンス配列解析により遺伝子多型を同定。連鎖不平衡解析およびハプロタイプ解析も行った。
結果
3種のHSP70遺伝子で計25種の一塩基多型を同定。