最終更新日:2010年4月1日
introduction
薬理部では,医薬品,食品添加物,家庭用品に用いられる化学物質,既存化学物質等の,精神・神経系,循環系,薬物代謝酵素系等に対する作用を薬理学的に研究しています.また,医薬品等の化学物質の体内動態に関するトキシコキネティクスの研究も行っています.さらに,安全性評価の立場から動物実験代替法の研究を行っています.
examination
化学物質の神経系に対する作用を培養細胞の膜電流解析により解析しています. 化学物質の運動機能に対する影響を協調運動測定装置により検討しています. 医薬品等の代謝様式を調べるためのラットより試料を採取しています.
yakuribu
第1室
中枢神経系(脳と脊椎)の機能に対する薬物の作用を評価し,またその安全性を確認する研究,およびこれらの基本である中枢神経系の生理機能の解明を行なっています.分子から丸ごとの個体レベルまで多岐にわたる手法を用いています.
第2室
脳の組織や細胞を用いて内分泌かく乱化学物質の影響などについて研究を行なっています.また,遺伝子発現系を用いて受容体タンパク質の構造と機能,これに対する化学物質の作用について研究を行なっています.
第3室
ヒトを含め生体は生体外異物や内因性基質の代謝により,生体異物からの防御,あるいは生体の恒常性を保っています.当室では医薬品,および一般化学物質の代謝,および代謝を通じて起こる生体への影響を薬理学的に研究しています.
第4室(後世代影響室)
医薬品の有効性や環境化学物質の毒性発現はその薬物の体内動態と密接に関係しています.当室では,薬物や環境化学物質の作用機序と体内動態(吸収・分布・代謝・排泄)に関するトキシコキネテックスの研究を行っています.
第5室(新規試験法評価室)
安全性評価のための動物実験代替法について研究しています.代替法については,安全性確保と動物福祉のため,毒性学の専門家,市民,行政担当者が参加する会議で評価します.