食品部では、国民の食の安全に貢献するため、以下の研究をおこなっています。
1.食品中の残留農薬等の分析法に関する研究 (第1室)
- 新規登録などにより新たに基準値が設定された農薬、飼料添加物及び動物用医薬品(農薬等)についての新規試験法の検討開発、並びに検査の効率化を目的とした既存試験法の改良及び一斉試験法の開発(年間20試験法程度)
2.食品中の放射性物質、環境汚染物質の分析法に関する研究(第2室)
- マーケットバスケット試料等、食品中の放射性物質の測定を含めた実態調査研究、ならびに放射線照射食品の検知法の開発
- 食品中の環境汚染物質に関する調査研究
3.天然有害毒、異物及び健康食品中の成分の分析法に関する研究(第3室)
- 健康食品の品質確保に関する研究、「指定成分」の検討及び分析法開発、健康危害の原因解明研究
- 食品テロ対策等、食品防御に関する研究
- 機能性表示食品に係る機能性関与成分に関する研究
4.食品汚染物質の摂取量調査、有害物質の分析法に関する研究(第4室)
- 食品中の残留農薬、残留動物医薬品、汚染物の摂取量に関するデータ収集、ならびに評価汚染物の探索に関する研究
- 食品中の有害金属、有害元素の実態調査および分析法に関する研究
5.食品の輸出拡大のための食品安全対策支援研究(第5室)
- 加工食品の輸出拡大に向けた規格基準設定手法の確立のための研究
- 食品中の放射性物質検査データの解析に関する研究
- 食品喫食量の調査に関する研究
食品中の研究対象
- 残留農薬
- 残留動物用医薬品
- 放射性物質
- 汚染物質(ダイオキシン、PCB等)
- 天然有害物質
- 食品中の有害成分、変質食品および照射食品
- 異物
- 有害金属
- 化学性食中毒