食品添加物の成分規格作成の解説

食品添加物の成分規格作成の解説とは?

 食品事業者等が食品添加物の新規指定や規格改正を要請する場合は、成分規格案、その根拠等の資料を作成し、要請書とともに内閣府消費者庁に提出する必要があります。提出された成分規格案は、消費者庁食品衛生基準審議会においてその食品添加物の安全性や有効性を担保する内容として適切なものであるかどうかの審議を経て、食品添加物公定書に収載されます。
 食品添加物の新規指定や規格改正の手続きを円滑に進めるために、不備や誤解がないように記載された完成度が高い成分規格案を作成することが必要となります。
 
 この解説は、これまで食品添加物指定等相談センターで事前相談を行った際、事業者の皆様からいただいた意見を踏まえ、提出資料の編集方法や留意事項、規格値の具体的な表記法、記載例など、成分規格案の作成に関する注意事項を解説したものです。内閣府消費者庁に対し新規指定や規格改正の要請を行う際は、ぜひご活用ください。
 なお、この解説は、最新の科学的知見等に基づき、予告なく変更する場合がありますので、あらかじめご了承ください。

成分規格作成の解説  最終アップデート: 2023/10/27