オクトコグ アルファ(遺伝子組換え)
【一般名】
オクトコグ アルファ(遺伝子組換え)
Octocog alfa(genetical recombination)
【解説】
ヒトT細胞ハイブリドーマのmRNAに由来するヒト第VIII因子cDNAの発現により、ベビーハムスター腎細胞で産生される2,332個のアミノ酸残基からなる糖蛋白質(分子量:300,000
~ 350,000)である。
【分子量】
300,000 ~ 350,000
【剤形】
凍結乾燥注射剤
【性状】
白色~淡黄色の凍結乾燥製剤
【投与経路】
静脈内注射又は点滴注入
【主な効能または効果】
血液凝固第VIII因子欠乏患者に対し、血漿中の血液凝固第VIII因子を補い、その出血傾向を抑制する。
【薬効薬理】
静脈内に投与することにより、血中の血液凝固第VIII因子濃度を上昇させ、生体内出血部位(損傷組織のリン脂質膜)に結合した第VIII因子は、第IXa因子および第X因子レセプターとして両因子を濃縮、局在化し、第X因子の活性化を促進する。
<情報は全てコージネイトFSバイオセット添付文書およびインタビューフォームより>