ラロニダーゼ(遺伝子組換え)
【一般名】
ラロニダーゼ(遺伝子組換え)
Laronidase(genetical recombination)
【解説】
ヒトα-L-イズロニダーゼをコードするcDNAを導入したチャイニーズハムスター卵巣細胞から産生される628 個のアミノ酸残基(C3169H4857N901O884S12;分子量:70,105.76)からなる糖タンパク質である。
【分子量】
約83,000
【剤形】
注射剤
【性状】
無色から微黄色の澄明又はわずかに乳白色の液。
【投与経路】
点滴静注
【主な効能又は効果】
ムコ多糖症Ⅰ型の諸症状の改善
【薬効薬理】
(1) ムコ多糖症Ⅰ型の組織及び細胞中に蓄積するグリコサミノグリカン(デルマタン硫酸及びヘパラン硫酸)のライソゾーム内加水分解酵素α-L-イズロニダーゼの遺伝子組換え製剤である。
(2) ムコ多糖症Ⅰ型のイヌに静脈内投与した結果、腎臓、肝臓、肺、リンパ節、脾臓及び滑膜におけるGAGの低下が認められた。
<情報は全てアウドラザイム点滴静注液添付文書及びインタビューフォームより>