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インターフェロン ガンマ-1a(遺伝子組換え)


【一般名】
インターフェロン ガンマ-1a(遺伝子組換え)
Interferon gamma-1a(genetical recombination)
   
【解説】
ヒト脾臓由来のリンパ球から得られたmRNA を出発材料として、遺伝子組換え技術により大腸菌内で産生されたアミノ酸146個からなるポリペプチドである。

【分子量】
17,145.41

【剤形】
注射剤

【性状】
白色の軽質の塊又は粉末

【投与経路】
点滴静注

【効能又は効果】
腎癌

【薬効薬理】
1. 抗腫瘍効果(in vitro)
ヒト腎癌由来細胞(Caki-1,A-498)に対して、インターフェロン アルファ、ベータよりも強い細胞増殖抑制作用を示した。

2. 抗腫瘍効果(in vivo)
ヌードマウスに移植したヒト腎癌由来細胞(A-498)に対して、有意な細胞増殖抑制作用を示した。

3. BRM(Biological Responce Modifier)作用
腫瘍細胞に直接作用し細胞増殖を抑制する作用と共にヒト末梢血リンパ球に作用してNK細胞活性の増強作用、抗体依存性細胞障害活性の増強作用、マクロファージの活性化等の免疫反応を介した間接的な腫瘍細胞傷害作用が報告されている。

<情報はイムノマックス-γ注添付文書およびインタビューフォームより>