エプタコグ アルファ(活性型)(遺伝子組換え)
【一般名】
エプタコグ アルファ(活性型)(遺伝子組換え)
Eptacog alfa(activated) (genetical recombination)
【解説】
406個のアミノ酸(C1982H3054N560O618S28;分子量45,513.22)からなる糖タンパク質である。
【分子量】
45,513.22
【剤形】
凍結乾燥注射剤
【性状】
白色の粉末または塊
【投与経路】
静脈内投与
【主な効能または効果】
血液凝固第Ⅷ因子又は第Ⅸ因子に対するインヒビターを保有する先天性血友病及び後天性血友病患者の出血抑制,並びに先天性第Ⅶ因子欠乏症患者における出血傾向の抑制。
【薬効薬理】
インヒビターを保有する血友病患者における止血作用
① 損傷部位(出血を起こしているところ)において,ノボセブン(遺伝子組換え活性型血液凝固第Ⅶ因子:rFⅦa)は組織因子(Tissue Factor:TF)と複合体を形成して血液凝固第Ⅹ因子(第Ⅹ因子)を活性化させる。この活性型第Ⅹ因子(第Ⅹa因子)が血液凝固第Ⅴ因子(第Ⅴ因子)および血小板の活性化を促進させる。
② 活性化された血小板上でTF非依存的に第Ⅹa因子を生成させる。この結果トロンビンバーストを引き起こす。
<情報は全て注射用ノボセブン添付文書およびインタビューフォームより>