アルグルコシダーゼ アルファ(遺伝子組換え)
【一般名】
アルグルコシダーゼ アルファ(遺伝子組換え)
Alglucosidase alfa(genetical recombination)
【解説】
ヒト酸性α-グルコシダーゼをコードするcDNAを導入したチャイニーズハムスター卵巣細胞から産生される896 個のアミノ酸残基(C4490H6817N1197O1298S32;分子量:99,358.49)からなる糖タンパク質である.
【分子量】
約110,000
【剤形】
注射剤
【性状】
本品は白色~灰白色の凍結乾燥ケーキ又は粉末である。本品1バイアルを日局注射用水10.3 mLで溶かすとき、無色~微黄色の澄明又はわずかに微粒子を認める液である(pH
5.9~6.4)。
【投与経路】
点滴静注
【主な効能又は効果】
糖原病Ⅱ型の諸症状の改善
【薬効薬理】
(1) ライソゾーム中グリコーゲンのα-1,4-及びα-1,6-グリコシド結合を加水分解することにより、グリコーゲンを分解し、糖原病Ⅱ型患者における組織中の蓄積グリコーゲンを低下させる。
(2) 本剤の静脈内投与により、糖原病Ⅱ型動物モデルである酸性α-グルコシダーゼノックアウトマウスにおける心臓、横隔膜、骨格筋等のグリコーゲンが低下した。
<情報は全てマイオザイム点滴静注添付文書及びインタビューフォームより>