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アダリムマブ(遺伝子組換え)


【一般名】
アダリムマブ(遺伝子組換え)
Adalimumab(genetical recombination)

【解説】
ヒト抗ヒトTNFαモノクローナル抗体であるIgG1の重鎖(γ1鎖)及び軽鎖(κ鎖)をコードするcDNAの発現によりチャイニーズハムスター卵巣細胞で産生される451個のアミノ酸残基(C
2197H3396N584O678S15; 分子量: 49,318.95,C末端のリジン残基が欠落しているものC2191H3384N582O677S15; 分子量: 49,190.78を含む)からなる重鎖2分子と214個のアミノ酸残基(C1027H1606N282O332S6; 分子量: 23,407.82)からなる軽鎖2分子からなる糖タンパク質。

【分子量】
約148,000

【剤形】
注射剤(プレフィルドシリンジ)

【性状】
無色澄明又はわずかにタンパク質特有の乳白光を呈する液

【投与経路】
皮下注

【主な効能又は効果】
関節リウマチ(関節の構造的損傷の防止を含む)
既存治療で効果不十分な下記疾患
尋常性乾癬、関節症性乾癬、強直性脊椎炎,クローン病

【薬効薬理】
1. アダリムマブは、in vitro 試験において、TNFαに選択的に結合し以下の作用を示した。
・ ヒトTNFαに対して高い親和性を示した。
・ TNFα受容体 (TNF RI及びTNF RII) に対するTNFαの結合を阻害した。
  (IC
50値:1.26~1.47x10-9mol/L)

・ L929細胞に対するヒトTNFα誘発細胞傷害において細胞死を中和した。
  (IC
50値:1.4~3.5x10-11mol/L)

2. アダリムマブは、in vivo 試験において、ヒトTNFαトランスジェニックマウスモデルにおける関節炎の発症を抑制した。

<情報は全てヒュミラ皮下注40mgシリンジ0.8mL 添付文書より>