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日本ファーマコゲノミクスデータサイエンスコンソーシアムからの研究試料及びデータの譲渡

国立医薬品食品衛生研究所

このたび、製薬企業6社が設置しております、日本ファーマコゲノミクスデータサイエンスコンソーシアムが保有する研究試料とデータを、当所が受領しましたのでご報告申し上げます。この研究試料とデータは、当所及びその共同研究により、医薬品による副作用発症と関連する遺伝的背景情報の探索とその臨床現場での利用など、医薬品の開発・適正使用に有用な研究に活用され、国民の皆様の安心安全な薬物治療に貢献する成果を挙げるよう努めて参ります。
本譲渡については、日本ファーマコゲノミクスデータサイエンスコンソーシアム並びに国立医薬品食品衛生研究所それぞれの倫理委員会で厳正なる審査を受け承認されております。譲渡に係る内容について、以下ご報告申し上げます。

  1. 譲渡を受けた試料・情報の利用目的及び利用方法
    • 医薬品の安全性等、医薬品の開発・適正使用に資することを目的とした基礎研究や応用研究。
    • 国立医薬品食品衛生研究所の倫理審査委員会が承認した、他の日本人標準遺伝子多型データベースの活用が有効であろう学術研究。
  2. 譲渡を受け利用する試料・情報の項目
  3. 試料:ゲノムDNA 3,002検体。
    情報:試料に付帯する一塩基多型(2,994例、1,411,375多型)、HLA遺伝子多型(3,002例、HLA-A, -B, -C, -DRB1, -DPB1)、臨床検査結果の情報。

  4. 利用する者の範囲
  5. 国立医薬品食品衛生研究所で本研究に参加する者、及びその共同研究機関の研究者。

  6. 試料・情報の管理について責任を有する者の氏名又は名称
  7. 国立医薬品食品衛生研究所・医薬安全科学部 部長 斎藤嘉朗
    住所:神奈川県川崎市川崎区殿町3-25-26
    連絡先電話番号:044-270-6623

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