参加機関は、統一試料販売者から送付された濃度未知の試料を、通常の水質検査業務と同様の方法により濃度を測定し、結果を国立医薬品食品衛生研究所に報告する。環境省はその報告をとりまとめ、調査結果を公表するとともに、水道水質検査精度管理に関する研修会を開催する。
無機物試料及び有機物試料を1試料ずつ、6月1日(月)に発送する。統一試料が6月3日(水)までに届かない場合や到着時に試料びんが破損していた場合は、水道水質検査精度管理のための統一試料調査Webサイトの問い合わせフォームから連絡すること。
なお、測定項目の濃度は、水道水質基準の1/10以上、基準以下とする。
| 試料名称 | 測定項目 | 水道水質基準(mg/L) | 送付容器 | 個数 |
|---|---|---|---|---|
| 無機物試料 | 亜鉛及びその化合物 鉄及びその化合物 |
亜鉛及びその化合物:1.0 鉄及びその化合物:0.3 |
1 Lポリエチレンびん | 1 |
| 有機物試料 | 総トリハロメタン (クロロホルム、 ジブロモクロロメタン、 ブロモジクロロメタン、 ブロモホルム) |
総トリハロメタン:0.1 (クロロホルム:0.06、 ジブロモクロロメタン:0.1、 ブロモジクロロメタン:0.03、 ブロモホルム0.09) |
500 mLガラスびん | 1 |
| 測定項目 | 検査方法 |
|---|---|
| 亜鉛及びその化合物、 鉄及びその化合物 |
別表第3:フレームレスーイオンクロマトグラフ(陰イオン)による一斉分析法 |
| 別表第4:フレームー原子吸光光度計による一斉分析法 | |
| 別表第5:誘導結合プラズマ発光分光分析装置による一斉分析法 | |
| 別表第6:誘導結合プラズマー質量分析装置による一斉分析法 | |
| 別表第6の2:連続流れ分析ー誘導結合プラズマー質量分析装置による一斉分析法 | |
| 総トリハロメタン | 別表第14:パージ・トラップーガスクロマトグラフー質量分析計による一斉分析法 |
| 別表第15:ヘッドスペースーガスクロマトグラフー質量分析計による一斉分析法 |
報告書等の提出方法のページを参照
報告書等(Excelファイル及びPDFファイル)は6月24日(水)17時00分までに提出すること。
各機関の測定結果を集計・解析し、中央値、zスコア等を参加機関に連絡する。その際に、測定値が中央値から一定の範囲外又は水質検査の実施体制に疑義があると判断された機関には、問題が生じた原因及び改善策について提出を求める。また、統一試料の測定結果に関して実地調査が必要と判断された登録水質検査機関に対して実地調査を行う。
無機物試料・有機物試料それぞれについて、統一試料の測定結果だけでなく、検査方法告示の遵守状況等も踏まえて、参加機関を「第1群」、「第2群」及び「要改善」の3群に分類する。
| 分類 | 要件 |
|---|---|
| 第1群 | 統一試料の測定精度が統計分析で良好と判定され、かつ水質検査の実施体制に疑義がないと判断された機関 |
| 第2群 | 統一試料の測定精度が統計分析で良好と判定されたものの、検査方法告示からの逸脱等、水質検査の実施体制に疑義があると判断された機関 |
| 要改善 | 統一試料の測定精度が統計分析において不良と判定された機関、または7(1)から(7)のいずれかに該当し、測定結果が無効とされた機関 |
なお、以下の事項のいずれかに該当する測定結果は原則として無効とし、解析の対象外とする。
統一試料調査の結果を取りまとめ、「令和8年度水道水質検査精度管理のための統一試料調査結果」を公表する。また、上記において各参加機関の分類及び要改善機関においては十分な是正処置が実施されたかどうかを記載する。
緊急時の問い合わせは、環境省水・大気環境局 環境管理課 水道水質・衛生管理室に電子メール又は電話で連絡すること。
緊急時以外の調査に関する問い合わせは、水道水質検査精度管理のための統一試料調査Webサイトの問い合わせフォームから連絡すること。ただし、問い合わせの際には、事前に本Webサイト内のQ&Aを確認すること。
なお、検査方法告示や個別機関の評価等に関する問い合わせに対しては回答しない。
○ 緊急時の連絡先
環境省水・大気環境局 環境管理課 水道水質・衛生管理室
電子メールアドレス:suido-seidokanri@env.go.jp
電話番号:03-3581-3351(内 6586)
○ 調査に関する問い合わせ先
問い合わせフォーム:https://www.nihs.go.jp/dec/water/contact.html