エクソソーム
エクソソームを含む細胞外小胞(EV)を利用した治療用製剤について
(2024年 9月 5日 更新)
エクソソームとは、エンドソームに由来する直径100 nm前後の細胞外小胞 (Extracellular vesicles: EVs) の一種で、細胞間情報伝達を担うとされています。近年、エクソソームを含むEVを利用した治療用製剤として、間葉系幹細胞由来EV等の天然型EV製剤や、機能性分子を搭載した様々な改変型EV製剤の開発が試みられています。本サイトでは、EV製剤に関する基礎、開発、規制に関する動向を紹介します。
1. エクソソームを含むEVを利用した治療用製剤に関する報告
- PMDA科学委員会
● エクソソームを含む細胞外小胞 (EV) を利用した治療用製剤に関する専門部会 Website
● エクソソームを含む細胞外小胞 (EV) を利用した治療用製剤に関する報告書 PDF - Review Article
Takakura Y et al.: Quality and Safety Considerations for Therapeutic Products Based on Extracellular Vesicles. Pharm Res. 2024; 41:1573–1594. PDF
2. EVを用いた研究に関する推奨事項
- Minimal information for studies of extracellular vesicles (MISEV2023): from basic to advanced approaches Website
3. 学会
- ISEV (International Society of Extracellular Vesicles) Website
- JSEV (Japanese Society for Extracellular Vesicles,日本細胞外小胞学会) Website
4. EV製剤の開発動向
- 開発状況 PDF