(更新日時:令和3年7月1日)
【日本薬局方 <4.06> 無菌試験法】
無菌試験は、無菌製剤の出荷判定試験として、対象微生物が検出されないことを確認する試験です。無菌製剤の例として、注射剤、点眼剤、眼軟膏剤、注射用水、腹膜透析用剤等が挙げられます。衛生微生物部第一室では、無菌試験用の設備を有しており、医薬品の安全性に関する業務を行っています。(更新日時:令和3年7月1日)
【日本薬局方 <4.01> エンドトキシン試験法】
エンドトキシンとは、グラム陰性細菌の外膜成分のリポ多糖(Lipopolysaccharide、LPS)で構成され、内毒素とも呼ばれます。細菌から放出されますが、熱に耐性があり、分解や除去が難しい物質です。(更新日時:令和3年7月1日)
【日本薬局方 参考情報 バイオテクノロジー応用医薬品/生物起源由来医薬品の製造に用いる細胞基材に対するマイコプラズマ否定試験】
抗体医薬品、細胞医薬品等では、医薬品等の製造に細胞培養技術が応用されています。細胞の培養では、無菌性が求められますが、細菌のうち、マイコプラズマでは、その検出が難しいことが知られています。