組織

薬理部

医薬品化学物質等の中枢神経系、心血管系、体内動態に対する影響に関して薬理学的な試験・研究を行っています。特に、ヒトiPS細胞技術などのイノベーションをもとに、ヒトの予測性をさらに高める安全性薬理試験法の開発と標準化に取り組んでいます。また、薬理部の業務に関連したin vitro安全性試験法の開発と評価を行い、ガイドラインの作成などに関与するとともに、専門家として関連分野における各種国内委員会や国際会議に関与しています

医薬品や化学物質の中枢神経系における安全性確保のための研究をしています。ヒト iPS 細胞由来神経細胞の安全性評価、ヒト型 in vitro血液脳関門モデルの確立、グリア細胞の創薬応用を試みています。 A: ヒト iPS 細胞由来神経細胞、B: 静置型 in vitro BBB モデル、 C: 側脳室下帯に集積する神経新生促進型ミクログリア。

ヒト iPS 細胞由来心筋細胞やオルガノイドなどヒト細胞を用いた医薬品の評価法を開発しています。 A: ヒト iPS 細胞由来心筋シートと薬剤性不整脈の検出、B: イメージングによる心収縮評価系の開発、C: 3 次元モデルを用いた薬剤評価。

薬物代謝酵素研究に利用されるヒト肝細胞を多角的に評価しています。また、体内動態と毒性発現の関連も調べています。A:凍結肝細胞、B:ヒト iPS 細胞由来肝細胞、C:遺伝子発現による評価

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