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LastUpdate:2016/3/31
 
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内分泌かく乱化学物質の健康影響に関する検討会
中間報告書追補その2

 

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   以上、引き続き、低用量問題を巡る(高)感受性問題の検討が必要である。特に低用量問題と関連した試験系については、ヒトの受精を人為的に抑制するようなadverse effect を引き起こす用量での影響が、通常の実験動物の試験法で検知できないという、根本問題の解明が進んでいない。子宮腫大試験系が取り入れられた原点に立ち返って検討を進める必要がある。
 第2に、マイクロアレイ法などを用いたゲノム発現解析による今後の内分泌かく乱化学物質試験法の解明が必要となっている。マイクロアレイなどを用いたゲノム発現解析は、多くのマイクロアレイが背景メカニズムの解析に用いられるのに対して、むしろ遺伝子発現パターンを表現型として取り扱う、いわば現象論的な試験系であるが、相乗効果や用量特異的遺伝子発現にリンクしたバイオマーカー解析の有力手段になるものと考えられてい
64
 第3に、これらとの対比の中で、相対的に作用の弱い多くの一般化学物質での、実験報告に即したプライオリティ設定などによるプラクティカルな対応の可能性が伺われる。
 
64 脚注61 参照。

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