報告書


内分泌かく乱化学物質の健康影響に関する検討会中間報告書追補その２
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	７今後、必要な調査研究等の取組今回作成した分析ガイドラインの測定対象であるBPA、フタル酸エステル類、ノニルフェノールは、測定環境中での汚染が懸念され、微量分析を困難にしている分析化学的には測定難度の最も高い物質群である。提案した分析ガイドラインは、最新の分析法を参考に、公的試験研究機関を中心に現時点で使用しうる最新の分析機器（ＧＣ／ＭＳ、ＬＣ／ＭＳ、ＬＣ／ＭＳ／ＭＳなど）を駆使した方法である。　内分泌かく乱化学物質の生体影響を把握するにはこれらの分析ガイドラインに従って多数の生体試料を分析し、データを蓄積する必要があるが、作成した分析ガイドラインによる分析を請負う測定機関は現状では限られている。　今後、更に効率の良い分析法やより精度、感度に優れた分析法が構築される可能性もあり、引き続き情報収集に努力して分析ガイドラインの充実を図る必要がある。
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