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LastUpdate:2016/3/31
 
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内分泌かく乱化学物質の健康影響に関する検討会
中間報告書追補その2

 

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  《BPA 分析法の動向》
 ポリカーボネート食器等中に含まれるBPA の材質試験や、ポリカーボネート食器等から溶出するBPA の測定には、UV 検出器や蛍光検出器を用いたHPLC 法が汎用されてきた。しかし、血液や尿等の生体試料等に含まれるBPA 濃度は極めて微量であり、高感度、高選択性且つ信頼性の高い分析法が必要とされている。生体試料中のBPA 測定について、最近の報告例をみるとGC/MS 法やLC/MS(/MS)が汎用されている。GC に用いられているキャピラリーカラムは高い分離能を有しており、Negative CI を用いたGC/MS 法は感度、選択性にも優れており、生体試料中のBPA 測定法として幾つか報告されている。しかし、BPA はフェノール性水酸基を有しており、GC 法ではカラムへの吸着やテーリングが見られることから、誘導体化操作が必要となる。一方、LC/MS 法は誘導体化の必要性はなく、感度、選択性共に優れていることから、生体試料中のBPA 分析法として最も汎用されている方法となっている。

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