WHO(World Health Organaization)
http://www.who.int/






 Good Hygiene Practice(優良衛生規範)の実施により、多くの食品由来疾患の原因となる病原体の伝播を予防することができる。政府、業界および消費者はそれぞれ、安全な食品を保証する責任を共有している、。WHOは従前よりから、専門家から一般消費者までの全ての食品を取扱う者に対して、食品安全上の各自の責任に関する指導を行う必要性を認識していた。WHOは食品安全専門家やリスクコミュニケーターとの1年近くにわたる協議の末に、「食品をより安全にするための5つの鍵: Five Keys to Safer Food」ポスターを2001年に発表した。「食品をより安全にするための5つの鍵」とは、1.清潔に保つ、2.生の食品と加熱済み食品とを分ける、3.よく加熱する、4.安全な温度に保つ、5.安全な水と原材料を使用する、という食品の取扱いや調理準備中における安全性向上意識を浸透させるための簡単なルールである。既に25カ国語以上に翻訳されている。(日本語版もあり)

 しかしながら、簡単なメッセージでは充分ではなく、WHOは2004年10月に食品衛生の専門家、教師および他の興味を持つ機関に対して、食品取扱者や学校の生徒を含んだ一般消費者を教育するための基本的トレーニングマニュアルの草案を作成した。この「食品安全を家庭に持ち帰ろう」という「5つの鍵」マニュアルには、1.種々のレベルの受講者を対象とした一般的な食品安全トレーニング教材を作成する際の骨子を提供する、2.各国における社会的、経済的及び文化的な違いに基づき、この基礎的な教材をいかに適応させ得るかについての指針を示す、という2つの目的がある。

 「5つの鍵」戦略はSecond Global Forum of Food Safety Regulators, Bangkok, Thailand, 2004年10月12〜14日の会議の際に開始された。詳細は会議で発表された資料に含まれている(以下リンク先で入手可能)。
ftp://ftp.fao.org/docrep/fao/meeting/008/ae337e.pdf