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LastUpdate:2016/3/31
 
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内分泌かく乱化学物質の健康影響に関する検討会
中間報告書追補その2

 

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  1) 内分泌系への薬理作用を期待して使用されたDES のような例を除き、内分泌かく乱化学物質が与え得る人への健康影響について確たる因果関係を示す報告は見られない。
2) 個々の物質の正確なリスク評価や暴露評価がなされれば、日常的な暴露レべルに対してはさしあたり必要な対応を取り得るものと考えられる。
ただし、
@ 胎生期などホルモン制御のかく乱を生じやすい状態がないこと。
A 複数の化学物質による予想外の相乗効果がないこと。
B 低用量での反応性に未知の反応形態がないこと。
が問題解決のための前提条件とされている。
(3) 内分泌かく乱化学物質問題を解決するために
 現時点の国内外における内分泌かく乱化学物質対策の現状を紹介し、問題解決のための対策として化学物買の安全性の考え方、情報管理・情報提供システムの整備、国際協力の推進、統合的な調査研究の推進等基本方針を示すとともに人の健康を確保するための具体的な調査研究内容について、@データが不十分なために必要な調査研究が期待されている課題、とA先端的な科学的研究の推進によって解決が期待される部分に分けて取りまとめている。
(4) おわりに
 報告書のまとめとして内分泌かく乱化学物質問題の解決のための対策を実施するに当たって念頭に置く必要がある3つの事項が示されている。
1) 内分泌かく乱化学物質問題は、多くの検討すべき問題が存在している。
2) 内分泌かく乱化学物質は、国境を越えた問題である。
3) 内分泌かく乱化学物質問題は、世代を超えた問題になり得る。
(5) 付録
 食品用プラスチック容器の原材料として使用されている以下の物質について、これまでの知見をもとに検討され、現時点で直ちに使用禁止等の措置を講じる必要はないものとされている。ただし、今後とも調査研究を実施することが重要とされ、その方針が述べられている。
1) ポリカーボネート(ビスフェノールA)
2) ポリスチレン(ステレンモノマー、ダイマー、トリマー)
3) ポリ塩化ビニノル(フタル酸エステル)

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