内分泌かく乱化学物質ホームページ HPトップサイトマップ
  厚生労働省
医薬食品局審査管理課
化学物質安全対策室
English
LastUpdate:2016/3/31
 
Contents

内分泌かく乱について(TOP)

 内分泌かく乱化学物質検討会

  厚労省の取り組み

   スキーム

   概要

内分泌かく乱化学物質Q&A

ビスフェノールAの低用量影響について

報告書

国際機関の関連報告

リンク

問い合わせ


 
報告書

内分泌かく乱化学物質の健康影響に関する検討会
中間報告書追補その2

 

目次  詳細目次  <<前  次>>

  付録

◎内分泌かく乱化学物質の健康影響に関する検討会中間報告書の概要(平成10年12月)

生活衛生局食品化学課

1 検討経過
 内分泌かく乱化学物質問題の把握と今後の取組について検討するため、平成10 年4 月に厚生省生活衛生局長のもとに「内分泌かく乱化学物質の健康影響に関する検討会(座長:伊東信行 名古屋市立大学学長)」が設置された。
 同検討会では、人の健康への影響に関するレビュー、国際機関や諸外国の担当者等を招いてそれら機関等における本問題に対する取組状況の紹介を行うなど、計6回の審議を重ね、平成10 年11 月9 日開催の検討会で中問報告書が取りまとめられた。

2 報告書の概要
 本報告書は「はじめに」、「内分泌かく乱化学物質を考える」、「内分泌かく乱化学物質問題を解決するために」、「おわりに」の4 項目と付録とから構成されている。
(1) はじめに
 近年、一部の化学物質が極微量で内分泌かく乱作用を引き起こし、人の健康に影響を与えるおそれがあるとの指摘があること、内分泌かく乱化学物質問題は現時点では科学的に未解明な点が多く残されているため、緊急性の高いものから段階的な計画を立てて対策を進めていくことが必要等、内分泌かく乱化学物質問題の背景と問題の所在を示し、報告書が取りまとめられるに至った経緯が示されている。
(2) 内分泌かく乱化学物質を考える
 内分泌かく乱化学物質の人への健康影響を理解するために、ホルモンの人体における作用を詳述するとともに本報告書で取り扱う内分泌かく乱化学物質を「内分泌系の機能に変化を与え、それによって人体やその子孫あるいは集団(一部の亜集団)に有害な影響を引き起こす外因性の化学物質又は混合物(世界保健機関・国際化学物質安全性計国[WHO/IPCS])」と定義している。
 ここで定義した内分かく乱化学物質について、考えられる作用メカニズムを示すとともに、国内外の文献報告等に基づき、子宮がん、子宮内膜症や乳がん等の女性生殖器系及び乳腺への影響、精子数の低下、前立腺がん、精巣がんや尿道下裂等の男性生殖系への影響、甲状腺系への影響などの人への健康影響に関するデータが紹介され、以下のように現時点での科学的な評価が示されている。

目次  詳細目次  <<前  次>>

 

 

リンク・著作権等について個人情報保護方針について

(C) 2005, 2016 Ministry of Health, Labour and Welfare, All Rights Reserved.