行動 |
目標 |
スクリーニング試験に関しては、エストロゲン受容体に加え、アンドロゲン受容体、甲状腺受容体等を対象とし、また、マイクロアレイ技術を用いたパスウェー・スクリーニングを加えた強化スキームを検討し、精度及び網羅性の高いスクリーニング手法を開発する。 |
〜2007 年度 |
スクリーニング試験系を構成する各試験についてガイドライン及び評価基準を整備する。 |
〜2007 年度 |
スクリーニング試験を行い、ホルモン様作用(低用量域の作用を含む)を有することが生物学的に説明可能な物質を順位付けし、リスト化を継続かつ高度化する。 |
2002 年度〜 |
低用量問題を解明するため、以下の調査研究を進める。
・低用量域のホルモン様作用を検出する実験結果の再現性に関する問題を克服するための調査研究
・高感受性期としての胎生期・新生児期・思春期における暴露による内分泌かく乱作用について、作用機構の解明や評価基準決定のための調査研究
・高感受性期において低用量で作用が発現したとの試験結果に関して、継続的及び系統的な情報収集、及び@閾値問題、A非線形の用量相関、B相加反応など
の問題を踏まえた、試験結果の解釈のための調査研究
・免疫系、甲状腺−中枢神経系・行動などの高次生命系に与える影響を検討するための調査研究
・ゲノミクス手法を利用した知見の調査研究 |
〜2007 年度 |
確定試験(詳細試験)に関しては、神経・内分泌・免疫ネットワークの発生・発達・成熟・老化を考慮した「げっ歯類一生涯試験法」を開発する。 |
2003 年度〜 |
内分泌かく乱性の試験評価に関する包括的ガイドライン(仮称)を策定する。
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2005年度〜 |
リストされた物質の詳細試験を行い、ヒトに対して内分泌かく乱作用を有するかどうかを予測する。 |
2005 年度〜 |
詳細試験の結果及び暴露の実態を踏まえ、リスク評価を行い必要な化学物質について監視の対象とする等の措置を講じる。 |
2005 年度〜 |
効率の良い分析法やより精度、感度に優れた分析法の構築に関して情報収集を行い、ガイドラインの充実を図る。 |
2005 年度〜 |
いわゆる内分泌かく乱化学物質の暴露と疾病についての現状把握と継続的な監視を行う。 |
2002 年度〜 |
主として日本人を対象とした、疫学の方法論に基づく相当規模の研究を進め、あわせて生体試料の保存を継続的に行う。 |
2002 年度〜 |
疫学研究を継続的に総括し(刊行論文のレビューと更新)、その成果を広く国民に周知する。 |
2002 年度〜 |
同一母体の複数部位からの生体試料(さい帯血等を含む)について、いわゆる内分泌かく乱化学物質の濃度分析データを蓄積する。 |
2002 年度〜 |
いわゆる内分泌かく乱化学物質が生体内に実際に存在する暴露量の範囲で、どのような作用が発現するかを解明するための研究を進める。 |
〜2007 年度 |
リスクコミュニケーションを継続的に実施し、その結果を改善に生かす。 |
2002年度〜 |