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LastUpdate:2016/3/31
 
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内分泌かく乱化学物質の健康影響に関する検討会
中間報告書追補その2

 

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  (2)確定試験(詳細試験)
 神経・内分泌・免疫ネットワークの発生・発達・成熟・老化を考慮した「げっ歯類一生涯試験法」を開発する。
 この中で、神経障害性に関しては、必ずしも明確な器質的障害は誘導されないことが想定されることから、当面は、高次行動異常を当面の焦点に、胎生期・新生児期暴露が認知機能、場面適応性や報酬効果に及ぼす影響の確認実験系の導入をすすめる。
 免疫系に関しては、有害性指標として自己免疫疾患モデル(人において性差が著しいことで知られるシェーグレン病のモデル)、あるいはIV 型免疫応答のモデルであるLocal Lymph Node Assay の改良形を用いて、化学物質による自己免疫及び獲得免疫機能の修飾の影響を当面の対象として解析する。
 内分泌系に関しては、生殖機能に関わる従来の指標に加えて、早発閉経等のモデルの一つとしての成熟後の機能異常の発生を中心とした解析をさらに推進する。
 以上の、神経・内分泌・免疫3 要素への影響を検討することと平行して、これら3 要素を限られた時間と資金で実施可能な試験系に集約する研究を実施する。これには、前述の各支援基盤研究に加え、スクリーニングに用いた手法を詳細試験の補助手段として活用する。
   

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