(食品安全情報2014年3号(2014/02/05)収載)
米国食品医薬品局(US FDA)は、2013年12月26日〜2014年1月9日にテキサス州Aransas 郡のCopano湾で採捕された生または加熱不十分のカキを喫食しないよう消費者に注意喚起している。
2013年12月26日に同湾で採捕されAlby’s Seafood社(テキサス州Fulton)によって出荷されたカキは、ルイジアナ州のノロウイルス患者6人との関連が明らかになっている。
2014年1月9日、テキサス州保健局(TDSHS)は同湾での貝類の採捕を禁止した。
同社は2013年12月26日に同湾で採捕されたカキを回収しているが、同湾が閉鎖される前に採捕された貝類も市場に流通している可能性がある。
すべての貝類の販売業者、レストラン、食品小売施設および消費者は、保有している貝類のすべての容器の識別ラベルを確認すべきである。当該期間に同湾で採捕されたことが確認された貝類は廃棄し、販売・提供・喫食のいずれも行わないよう注意すべきである。