(食品安全情報2012年03号(2012/02/08)収載)
英国食品基準庁(UK FSA)は、2012年に向けたエビデンス計画「Forward Evidence Plan for 2012」を発表した。この中では、FSAのエビデンス・ベースの活動を発展させるために研究資金の助成やワークショップの開催が考えられる分野を始め、2012年の科学とエビデンスの優先事項が概説されている。
計画はFSAが管轄する広範な領域をカバーしている。
・ カンピロバクター、大腸菌、リステリア、ノロウイルスなどに関連する食品の微生物学的安全性
・ 将来の食肉管理および食品と飼料に関する衛生施策
・ 金属や有機化合物などに関連する食品の化学的安全性
・ 輸入食品規制や食品安全管理システムなどに代表される食品関連法規の執行
・ 社会科学などの様々な分野横断的活動
・ スコットランドおよび北アイルランドのFSAの資金援助により食事と健康に関連して行われる調査活動