(食品安全情報2011年23号(2011/11/16)収載)
米国食品医薬品局(US FDA)は、特定の冷凍カキの喫食に関する消費者への注意喚起の対象を拡大した。これらの製品は、ワシントン州でのノロウイルス患者発生に関連している。2011年11月4日付の発表で、FDAは消費者に対し、Central Fisheries社が包装した1ロット(ロット番号C-110223)の回収を通知している。
今回の追加ロットには、すでに回収対象となっている個別急速冷凍のカキのむき身に加え、殻を取り除いてパン粉をまぶした冷凍カキ製品が含まれる。2011年2月23日〜3月16日に問題の水域で採捕された製品の出荷/輸出業者として、韓国の別の企業であるDaihung Mulsan社も確認された。
これらのカキ製品の直接の輸入は、カリフォルニア、ニュージャージーおよびメリーランド州の販売業者に限定されており、これら3州の規制当局は、当該販売業者による製品の回収状況をモニターしている。拡大された回収対象に含まれる特定のブランド名や米国における他の販売地域はまだ確認されていない。FDAはこれらの情報が得られ次第、製品の写真やその他の重要な情報なども含めて、このページを更新する予定である。
本サイトのリストに記載された韓国産冷凍カキを購入した消費者は、それらを喫食せずに購入店に返却するか、安全に廃棄すべきである。