(食品安全情報2008年19号(2008/09/10)収載)
マカオで少なくとも150人がノロウイルスによる食中毒を発症し、生ガキが回収されている。患者には外国人旅行者も含まれている。香港食品安全センターによると、関与している可能性のあるカキはマカオに輸出された420箱、香港に輸出された43箱、その他に輸出された約300箱を含む1,560箱であり、さらに未開封の500箱も検査用に封印された。
患者は8月下旬から9月の間にVenetian Macau, Sands Hotel, Gold Dragon HotelおよびMacau Towerで香港の供給業者Pearlwin社からのカキを喫食していた。Pearlwin社からカキを購入した配送業者の1社によると、該当のカキは冷凍で、生食用ではなく、加熱する必要があるカキで、生鮮冷蔵カキとしてマカオに販売された経緯は不明であるとしている。