米国食品医薬品局(FDA:Food and Drug Administration)は現在、5つの州及び米国疾病予防管理センター(CDC:Centers for Disease Control and Prevention)と連携し、韓国産の生および冷凍のカキ(半分殻がついた状態)に関連したノロウイルスのアウトブレイクの調査を実施している。私的行事における生カキの喫食が原因で発症した患者が8人、オレゴン州Woodburnで確認された。12月8日にFDAが同一ロットのカキからノロウイルスを検出した。
当該カキは、カリフォルニア州のFortuna Sea Products, Incによって韓国のCentral Fisheries Companyから輸入されたロット番号6098の一部であると特定されており、冷凍カキは、テキサス、コロラド、ネバダ、カリフォルニア、オレゴンの各州の業者で流通した。
2006年11月27日、Fortuna Sea Products, Incが当該ロットを含む1,100ケースの回収を開始した。10月中旬から12月初旬の間にカキ製品を喫食しノロウイルスの感染症状を呈した当該州の消費者は、地方衛生当局に連絡するよう指導している。またこの期間中に購入した冷凍カキを保存している消費者には、当該韓国産カキと同じロットであるか、また返品の必要性があるか特定するため小売店に確認する必要があるとしている。
http://www.fda.gov/bbs/topics/NEWS/2006/NEW01522.html