(食品安全情報2016年7号(2016/03/30)収載)
欧州疾病予防管理センター(ECDC)のサーベイランスアトラスから、以下の食品および水由来疾患に関する2007〜2014年の欧州全域にわたるデータが現在入手可能となっている。
また、すでにアトラスでデータが入手可能になっていたサルモネラ症および志賀毒素産生性大腸菌/ベロ毒素産生性大腸菌(STEC/VTEC)感染症については、データが更新され、現在、2014年までのデータが含まれている。
利用者は、このアトラスに収載されているすべての疾患について、その総合的な疫学状況を把握するために、個々の地図や図表に提示されている指標や時間的・地理的精度を選択することができる。
感染症に関するサーベイランスアトラス(以下のURL参照)は2014年に運用が始まったオンラインツールであり、これにより欧州の感染症サーベイランスデータの一般への公開と容易なアクセスが可能になっている。
http://atlas.ecdc.europa.eu/public/index.aspx?Dataset=27&FixDataset=1