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LastUpdate:2016/3/31
 
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中間報告書追補その2

 

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  4 実験動物飼育飼料中の内分泌かく乱化学物質分析ガイドライン

第1部 一般試験法

1.はじめに
 いわゆる内分泌かく乱化学物質が実験動物飼育飼料中に存在する可能性がある。飼料中に存在する濃度は一般的に低濃度であり、現在の分析測定技術レベルで信頼性の高い数値を得るためには、分析装置や測定室の設備に加えて、測定・分析操作等にかかわる一定水準以上の技術が要求される。そこで、内分泌かく乱化学物質等の実験動物飼育飼料等中の濃度を測定する際の一般的留意点をまとめた。
 なお、ここで示した以外の方法であっても測定結果の信頼性を確保できることが認められるならばその方法を採用しても良い。

2.試料の採取、運搬及び保存
1)試料の採取に当たっては、塩化ビニル製等の手袋が試料に接触することのないよう注意する。やむを得ず手袋を使用する時は、ラテックス製等のものを用いる。
2)手袋等の選択に当たっては、ブランク試験を実施して、分析対象物質の汚染がないことを確認する。
3)採取器具等は、ステンレス、ガラス製等のものを、分析対象物質の汚染がないことを確認した後使用する。
4)採取容器等は、ガラス製ないしはフッ素樹脂製等のものを用いる。採取容器等の選択に当たっては、ブランク試験を行い、分析対象物質の汚染がないことを確認する。
5)試料は少なくとも最低2 回分析できる量(試料の均一性を確保する観点から1kg以上を確保することが望ましい。)を採取し、二等分する(一方は再試験用)。
6)試料は冷暗所に保存する。
7)運搬・保存容器等は、ガラス製ないしはフッ素樹脂製等のものを用いる。運搬・保存容器等の選択に当たっては、ブランク試験を行い、分析対象物質の汚染がないことを確認する。

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