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A.6で述べたとおり、ホルモン様作用が検出されることが判明している物質は既に知られており、その知見は補強されつつあります。これらの物質の一部では、野生生物に対する有害作用については、原因となる暴露(ばくろ)物質と暴露量が明らかな事例もあります。しかし、ヒトにおいては、医薬品として摂取した事例を除くと、化学物質による内分泌かく乱作用により有害な影響を受けたと確認された事例は今までのところありません。 したがって、環境からの暴露を考えた場合、ヒトに対する内分泌かく乱化学物質のリストは出来ていません。 |