生物が生体内外の情報に応じて自らの体内で作り出す情報伝達物質を「ホルモン」と呼んでいます。「環境」中にホルモン様の生物活性をもつ化学物質があるようなことが分かってきたことから、これらの造語として「環境ホルモン」という言葉が生まれました。これは、環境中ホルモン疑似物質とでもいうべき化学物質であり、科学的には適切な表現とは言えません。
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