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これまでに少なくとも20種類の植物性由来のエストロゲン注1)様物質が見いだされています。これは、大豆類やある種のクローバー等に含まれており、その主な成分はイソフラボン(ゲニスタインやダイドゼン)、クメスタン(クメステロール)等です。 羊が大量のゲニスタインを含むムラサキツメクサ(red clover)を食べると生殖異常を生ずることは古くから知られています注2)。
注1)エストロゲン: 卵巣の卵胞で作られるホルモンの一種で、思春期発来、二次成長発達、生殖(せいしょく)機能(きのう)や骨代謝維持に不可欠な物質。 |