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食品中のフタル酸エステル類を調査した結果、市販弁当中からフタル酸エステル類の一種である「フタル酸ジ−(2−エチルヘキシル)」(DEHP)が検出され、その主たる原因として、可塑剤注1)としてDEHPを含む塩化ビニル製手袋の使用によりDEHPが食品に移行することが確認されています。 移行したDEHPの量は、弁当1食分で、DEHPの動物実験結果(精巣毒性及び生殖毒性)から求められた耐容一日摂取量注2)とほぼ同程度となることから、平成12年6月に、DEHPを含む塩化ビニル製手袋の食品への使用を避けるよう通知しています注3)。
注1)可塑剤: 柔軟性を増し形成加工を容易にする添加剤 |