薬毒物迅速検査法
印刷ページから戻る
薬毒物検査法 >
アセトアミノフェン
アセトアミノフェンは、アミノピリンやアスピリンと並ぶ解熱鎮痛剤である。しかし、発ガン性や腎障害が問題になるに及んで市販の解熱鎮痛薬からアミノピリンなどの薬物が姿を消し、最後に、容易に入手できる解熱鎮痛薬として、アセトアミノフェンが残った。代謝の過程でアセトアミノフェンの一部は、N-アセチルベンゾキノミニンになる。このN-アセチルベンゾキノミニンは、通常は肝細胞中のグルタチオンによって解毒されるが、大量のアセトアミノフェンが体内にはいるとグルタチオンが枯渇し、解毒しきれないN-アセチルベンゾキノミニンがタンパクと結合して肝細胞の壊死を起こす。アセトアミノフェンによる肝障害の発生と血清中アセトアミノフェン濃度とは密接な関係があり、簡便に血清中アセトアミノフェン濃度が検出できれば肝障害の危険性を予知できる。

迅速検査法

同定・定量法
印刷ページから戻る
画面で表示される写真の色調は実際の色調とは異ることがあります。必ず陽性、陰性コントロールを同時に検査して下さい。
ウェブサイト内の記事及びデータには、一部環境検査用の検査法を使用している部分があります。
検査結果については検査者自身の責任に於いて判断して下さい(中毒患者の確定診断には利用しないで下さい)。
当ウェブサイトに掲載の分析法・写真の無断転載を禁じます。
Copyright 2003 Hiroshima University and National Institute of Health Sciences. All rights reserved. No reproduction or republication without written permission.