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薬毒物検査法 >メタノール 迅速検査法
北川式検知管
試料: 尿 試料量: 1ml 所要時間: 15分 検出下限: 20μg/ml
使用器具
  1. マイクロピペット(1ml)
  2. アルミブロック恒温槽
  3. ガス採取器(AP-1型採取器)
  4. バイアル瓶(10ml容量)
  5. セプタム
  6. ハンドクリッパー
  7. アルミキャップ
  8. 吸入針(21G,1*1/2)
  9. 空気導入針(23G,2*3/8)
  10. テフロンチューブ
  11. 北川式検知管(メタノール)
操作手順
1.
尿1ml(1ml/マイクロピペット)をバイアル瓶(10ml容量)に採る
2.
セプタムとアルミキャップで密閉する
3.
バイアル瓶を55℃で5分間加温する(アルミブロック恒温槽)
4.
検知管の両端をガス採取器(AP-1型採取器)の先端部にあるチップカッターでカットする
5.
検知管のガス入口部(矢印の向きとは反対側)と吸入針(21G,1*1/2)をテフロンチューブで連結する
6.
検知管の矢印をガス採取器に向けて、検知管を検知管取付口に接続する
7.
吸入針の針先が試料に触れないように、吸入針をセプタムに刺し込む
8.
ガス採取器の止金部とシャフトの赤点を合わせ(8 右上)、50mlの目盛りまで、シャフトを引く (カチッと音がする) (8)
9a. 9b.
空気導入針(23G,2*3/8)(急激に空気が入らないように針もとを指でしっかりと押さえておく)をセプタムに刺し込み、試料内まで刺し入れる (9a, 9b)
10.
徐々に指をずらし、緩やかに空気を入れる(一気に離すと、泡が発生して試料が検知管内部まで入ってしまう)
11.
再度、ガス採取器のシャフトを引き、100mlまで吸引する
12.
検知剤の色の変化(黄色から淡青色へ)でメタノールの有無を推定する
注意点
操作方法
  1. 本分析は、エタノールでも反応するため、飲酒している場合には陽性となる場合もある
欠点   
  1. メタノールに特異的な反応ではないので、他のアルコール類の共存によって検査値が高くなる
    概要
    メタノールが酸性条件下でクロムを還元する反応を利用したもので、黄色から淡青色へと変色することによって確認できる。本反応は、メタノールに特異的な反応ではなく、他のアルコール類、エーテル類、エステル類によっても起こり、検査値が高くなる。この検知管は生体試料用ではなく、大気(ガス)中の検査用である。
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