(2)シックハウス(室内空気汚染)対策に関する研究
シックハウス(室内空気汚染)対策に関する研究
人のシックハウス症候群(SH)(室内空気汚染)対策として、室内空気汚染物質のヒトばく露濃度におけるハザード評価研究を実施しています。
SHにおいては、動物実験レベルとヒトとの間では、その誘発濃度に著しい差があり、SHに関する毒性試験情報を、人へ外挿することの困難さが、行政施策上、問題とされてきました。
これに対応すべく、短期・小規模試験(極低濃度のガス体ばく露による吸入毒性解析系、及び、
情動認知行動解析系)に、遺伝子発現変 動解析(マウス脳・肺・肝サンプルを用いたトキシコゲノミクス手法[Percellome法] )を組み合わせた、新たな評価系開発に取り組んでいます。