平成11年度 厚生科学研究費補助(生活安全総合事業)

研究報告書

高分子素材からなる生活関連製品由来の内分泌かく乱化学物質の分析及ぴ動態解析

乳児のMOUTHING行動の実態


研究協力者 谷村雅子 国立小児医療研究センター小児生態研究部長

研究要旨

6-10ヵ月児25名の家庭での行動を、15分ずつ10回、ビデオ記録し、秒単位で行動解析した。1日の一OUTHING時間は平均105.3±72.1分(活動時間の17%)で、おしゃぶりを除くと平均73.9±32.9分、最小値11.4分、最大値136.5分と推計された。MOUTHING1回の持続時間は平均11.9秒と非常に短かいので親による観察記録より今回の方が信頼度が高いと考えられる。MOUTHING行動はおしゃぶりと他で異なるが、玩具と玩具以外のものでは差がなく、玩具以外のもののHOUTHING時間も含めるべきと考えられる。

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