平成11年度 厚生科学研究費補助(生活安全総合事業)
分担研究報告書
遺伝的素因による環境影響に対する反応性の差違に関する研究
分担研究者 中堀 豊 (徳島大学医学部 教授)
研究要旨 日本人男性をY染色体の多型にしたがって、4つのタイプに分類した。子どものあるボランティア成人の精子数を調べたところ、Y染色体のタイプにより精子数が異なることが分かった。この事実は、@男性の精子形成能が遺伝的に異なっている、またはA男性のグループ間で内分泌かく乱物質等に対する反応性が違っているという可能性を示唆している。 |