平成11年度 厚生科学研究費補助(生活安全総合事業)

分担研究報告書

培養細胞を用いた内分泌かく乱化学物質検出系の検討

分担研究者  塚田 俊彦 (国立がんセンター研究部細胞増殖因子研究部受容体研究室室長)

研究要旨

 新しい内分泌かく乱化学物質検出系として、Neuron-derived orphan receptor-1遺伝子の プロモーター領域をルシフェラーゼ遺伝子につなぎ、これをBalb3T3細胞に導入して安定した 形質転換細胞(3T3NL細胞)を作製した。この細胞を用いた検出系では、膜受容体を介する シグナル伝達をかく乱する物質を約3時間で検出することができた。

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