平成11年度 厚生科学研究費補助(生活安全総合事業)

分担研究報告書

データベースの構築と3次元構造活性相関に関す研究

分担研究者  神沼 二眞 (国立医薬品食品衛生研究所化学物質情報部)

研究要旨

 内分泌かく乱に関わる化学物質と生体系との相互作用実験を相互に参照、比較、解析するための データベースを開発し、それに基づき3次元構造活性相関の基礎となる研究を行う。本年度はイン ターネットからデータベースにアクセスできるインターフェースを開発し、研究班内で利用を公開 した。3次元構造活性相関については、エストロゲン受容体と甲状腺ホルモン結合タンパク質に焦 点を絞って、分子動力学計算による結合定数の予測を進めている。

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