平成11年度 厚生科学研究費補助(生活安全総合事業)

分担研究報告書

[内分泌かく乱研究整備]
神経に対する内分泌かく乱化学物質研究
-cDNAマイクロアレイによる発現遺伝子解析-

分担研究者  井上 達 (国立医薬品食品衛生研究所・毒性部部長)

研究要旨

 cDNAマイクロアレイは、大量の発現遺伝子の解析を迅速に進める手だてを現実のもの とし、総合的な遺伝子発現カスケードを解析するツールとなることが期待される。そこで、 緊急の課題として、本年度よりこれを研究班に導入し、内分泌かく乱化学物質(EDCs) に応答する遺伝子を機能別に整理し、いわばEDC-トキシコゲノミックスデーターベース を構築する課題を設定することとした。

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