平成11年度 厚生科学研究費補助(生活安全総合事業)

分担研究報告書

国際的な健康リスク評価ハーモニゼーションにおける不確実性分析研究の動向調査と、
胎児曝露文献から見たリスク評価における不確実性の事例研究

分担研究者  関澤 純 (国立医薬品食品衛生研究所)
研究協力者
江馬 眞  (国立医薬品食品衛生研究所大阪支所 生物試験部)
三森 国敏  (国立医薬品食品衛生研究所 病理部)
西川 秋佳  (国立医薬品食品衛生研究所 病理部)
今井 清  ((財)食品薬品安全センター秦野研究所副所長)
吉田 喜久雄  ((株)三菱化学安全科学研究所 技術グループ)

研究要旨

(1) 国際的な健康リスク評価のハーモニゼーションの一環として進められているリスク評価における不確実性係数の適用における改善のために、カナダ厚生省と米国環境保護庁、および欧州連合を中心としたグループはそれぞれ昨年ワークショップを開催した。両ワークショップの討議資料を入手し、一部を翻訳し検討を加えた。

(2) 関沢は、IPCS(国際化学物質安全性計画)が2000年5月に開催を準備している健康リスク評価における不確実性分析の国際的なワークショップの企画メンバーの一員として、事例研究を行った。

(3) 胎児曝露文献データベースの中から、内分泌撹乱化学物質の毒性評価に関連した興味あるいくつかの文献を入手し、リスク評価における不確実性要因について検討した。

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