平成10年度厚生科学研究費補助金(生活安全総合研究事業)

分担研究報告書

4.その他の内分泌かく乱物質の暴露に関する調査研究

A食品中の有機塩素系農薬に関する調査研究

分担研究者 豊田正武国立医薬品食品衛生研究所・食品部長

研究要旨

脂肪やタンパク質を多く含む畜水産食品中の有機塩素系農薬を主とする内分泌かく乱物質を迅速に測定するため、GC/MSを用いた一斉分析法を開発し、調査事例の少ない輸入食品の鶏卵、チーズ、バター、うなぎ中の濃度レベルを把握した。また、内分泌かく乱物質の一日摂取量を病院給食施設の食事を陰膳方式で収集し、延べ10日間、計30食について求めた。

 

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