平成10年度厚生科学研究費補助金(生活安全総合研究事業)
分担研究報告書
おもちゃからのフタル酸エステルの溶出に関する調査研究
一乳児MOUTHING行動の実態調査一
研究協力者 谷村雅子
国立小児医療研究センター小児生態研究部長
研究要旨
3-12ヵ月児50名を対象として、オランダのGrootらと同じ方法で母親による15分ずつ 10回の家庭での観察記録調査を行い、1日のMOUTHING時間は平均180分±87分(活動時間の32%)、中央値161分、最小28分、最大389分と推計された。数名のビデオ記録からも妥当な値と考えられ 月齢との関係もオランダと同様であったが、オランダより時間が顕著に長いので、おしゃぶり以外の物のMOUTHING時間が長い6-10ヶ月児を対象とした、客観的な詳細な調査が必要である。 |
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