平成10年度厚生科学研究費補助金(生活安全総合研究事業)
分担研究報告書
ヒト母乳及び血清中の有機塩素系化合物の分析法開発と生体試料の分析
分担研究者 織田 肇
(大阪府立公衆衛生研究所副所長)
協力研究者 堀 伸二郎、北川 幹也
(大阪府立公衆衛生研究所)
研究要旨
1973年から1996年の府下在住の授乳婦(25〜29歳の初産者のみ:各年19〜33名)より採取した母乳中の有機塩素系化合物およびダイオキシン類の残留実態を明らかにした。また、血清中の有機塩素系化合物び高感度迅速分析法を確立し、本方法を用いて成人ヒト血清中の有機塩素系化合物の汚染濃度を明らかにした。 |